Nodejs¶
- 目次
- Nodejs
はじめに¶
Node.jsは、JavaScript実行環境です。
サーバーサイドでもスタンドアロン環境でもマシン上でJavaScriptを実行する環境です。
バージョン番号とLTS¶
Node.jsは、偶数バージョンがLTSとなりますが、偶数バージョンのリリース後6ヶ月の期間を経てから30ヶ月のLTSとなります。
- 例)Node.js 22が2024年4月にリリースされたので、2024年10月にLTSとなる予定
環境の用意¶
MacOS¶
brewでインストールするのが簡単です。
brew info nodeの実行結果を表示
brewで Node.jsをインストールします。
% brew install node :
Windows - scoop¶
パッケージ管理ツール Scoop を使用しているならば、次でNode.jsのLTS版がインストールされます。
C:\work> scoop install nodejs-lts
:
新たにコマンドプロンプトを起動すると、nodeコマンドが実行可能となっています。
C:\work> node
Welcome to Node.js v20.14.0.
Type ".help" for more information.
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複数のNode.jsを切り替え¶
プロジェクト毎に異なるNode.jsバージョンを使う場合、Node.jsバージョンを任意に切り替えられると便利です。
いくつかツールが出ています。
- nvm (Node Version Manager)
- n
- fnm (Fast Node Manager)
- nodebrew
- volta
- asdf
- mise
miseメモ¶
Macへのインストールは、Homebrewでmiseをインストール
mise ls-remote node
で、miseが管理可能なNode.jsのバージョン一覧を表示mise use -g node@20
で、Node.jsのバージョン20の最新版を使用(インストール)
miseでインストールしたnodeは、~/.local/share/mise/installs/node/<バージョン>
に入り、環境変数PATHに使用するバージョンのbinディレクトリが追加されます。
~/.default-npm-packages
ホームディレクトリに、.default-npm-packages
ファイルを作成し、パッケージ名を記述しておくと、Node.jsの任意のバージョンをインストールしたときに、合わせてインストールされます。
例
typescript ts-node typesync rpm-check-updates
はじめてのNode.js スクリプト実行¶
hello.js¶
console.log('Hello, Node.js world.');
実行するには、
% node hello.js Hello, Node.js world.
ライブラリのインストール¶
Node.jsは、様々なライブラリをnpmで管理します。(最近は、npm以外に yarn, pnpmなどのパッケージ管理ツールが登場しています)
npm install¶
mathjsライブラリをインポートします。
% npm install mathjs added 11 packages in 2s 2 packages are looking for funding run `npm fund` for details % npm list hello@ /Users/foobar/node.js/hello └── mathjs@12.3.0
ライブラリを使用する¶
const math = require('mathjs')
console.log('Hello, NodeJS world. mathjs pi=', math.pi);