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NetBeans 8.2セットアップ

Windows OS上でのNetBeans IDE 8.2のセットアップについて記述します。

リリース情報

NetBeans IDE 8.2リリース情報 (日本語)
NetBeans IDE 8.2リリース・ノート (日本語)
NetBeans IDE 8.2のインストール手順

リリース・トピック(Javaプログラミング関連)

今回のリリースでは、Javaプログラミングに関してはあまり大きなトピックはありません。

  • エディタのマルチキャレット
    キャレット(カーソル)を複数個所において、同じ編集を同時複数適用
  • デバッガでの変数ウォッチ表示のピン留め(固定表示)
  • SQLプロファイラの改善
  • Antプロジェクトでコンパイル時のセーブにアクションの追加
  • コード・テンプレートの展開時、引数の補完の順序を変更可

インストール

ダウンロードしたNetBeans 8.2のインストーラを実行します。

NetBeans 8.2には、Java SE版/Java EE版/HTML5・JavaScript版/PHP版/C・C++版/全部入り版とありますが、ここでは、Java SE版で進めます。

NetBeans IDEを実行するJava(JDK)の選択

インストーラが、インストールするマシン上に存在するJDKを見つけてそれを表示します。
インストール時にインストーラが選択したJDKのパスが、NetBeansの設定ファイルに記述されます。Windows OSの場合は次のファイルになります。
C:\Program Files\NetBeans 8.2\etc\netbeans.conf

netbeans_jdkhome="C:\Program Files\Java\jdk1.8.0" 

設定ファイルのJDKパスを書き換えれば、NetBeansを好きなバージョンのJavaで実行可能です。
なお、JDKはアップデートを適用するたびにディレクトリが変わるので、そのたびにNetBeansの設定ファイルを変更するのは大変手間です。
そこで、NetBeans IDEが参照するJDKのディレクトリは常に固定としておき、JDKのアップデートのディレクトリをシンボリック(ジャンクション)を利用して指定すると楽です。設定方法は次を参照してください。
JDK 8セットアップ#シンボリックリンク(ジャンクション)の作成

メモ
NetBeans のコマンドラインオプションでJDKのパスを指定することができます。
NetBeans FAQ Can I specify the JDK to run NetBeans on?

起動

キャッシュディレクトリの変更

NetBeansは、プロジェクトを開いた時にプロジェクトの様々な情報を解析し、コード補完やimportの解決などに役立てます。その解析には多少時間がかかります。大規模なプロジェクト群を開くと、プロジェクトの解析が完了するまでディスクアクセスが発生し続け、非常に動作が重い状態が数十分続くこともあります。そこで、キャッシュディレクトリをより高速なディスクに置くことでその負荷を軽減します。

高速なディスクとは、次などが考えられます。

  • RAMディスク
  • PCIexpress SSD
  • RAID 0などのストライピング構成のHDD
  • バッファ容量の大きなHDD
  • SATA3(6Gbps)のHDD

キャッシュディレクトリの指定方法は、 NetBeans IDE起動のコマンドラインオプションで指定します。
"C:\Program Files\NetBeans 8.2\bin\netbeans64.exe" --cachedir "X:\netbeans\8.2\cache"

フォントサイズの変更

プレゼンテーションでNetBeans IDEの画面をプロジェクターに投影して聴衆に見せるときや、超高解像度ディスプレイでNetBeans IDEを使用するときなど、標準のフォントサイズでは文字が小さすぎることがあります。コマンドラインオプションでフォントサイズを変更することができます。
"C:\Program Files\NetBeans 8.2\bin\netbeans64.exe" --fontsize 18

初期設定

フォント設定

Windows OS日本語版でJavaのGUIが使用するフォントは、JDK(JRE)のフォント設定に定義されています。デフォルトでは日本語フォントはMS ゴシックおよびMS 明朝が使用されます。この両フォントは一応はTrueTypeフォント(アンチエイリアス対応)なのですが、埋め込みビットマップフォントを有し、16ポイント以下ではビットマップフォントとして表示されるため、「ぎざぎざ」になってしまいます。そこで、日本語フォントを純にアンチエイリアスなものに変更します。

JDK 8のフォント設定

Windows版のJavaのフォント設定は、見事にぎざぎざフォントです。

NetBeans IDEでは、メニュー、ダイアログのメッセージに用いる文字はSans-serifが多く、テキスト編集が等幅となっています。Serifが使われているところはほとんど見ません。

変更方針

日本語版Windows 8.1以降では、アンチエイリアスが効くメイリオフォント、游フォントが搭載されています。
また、フリーのフォントもいろいろあります。

まず、標準搭載フォントを使ってみようとするのですが・・・、メイリオ、游ゴシックとも等幅フォントがありません。
メイリオは、和文は等幅ですが欧文がプロポーショナルです。
メイリオ UIは、和文のうち漢字に対して平仮名・片仮名の幅を狭くしたフォントです。
游ゴシック

書体  変更後のフォント 備考
Serif(ハネあり) 游明朝1
Sans-serif(ハネなし) Meiryo
Meiryo UI
游ゴシック
游ゴシック UI
等幅(英語) Consolas
等幅(日本語) Meiryo UI
游ゴシック UI

1 Windows 8.1からは標準で游明朝が搭載されているので、Windows 8.1以降のOSであれば游明朝を指定すると別途フォントを追加しなくてもOKです。Windows 7、8.0用にはダウンロード版の游フォントが以下URLで提供されています。
https://www.microsoft.com/en-us/download/details.aspx?id=49114

游明朝が使用できない場合や気に入らない場合、IPAex明朝が http://ipafont.ipa.go.jp/ より無償で入手可能です。

プラグイン設定

ダークテーマ(Darcula LAF)

デフォルトのプラグインポータルに置かれているプラグイン Darcula LAF for NetBeans をインストールすると、暗色系の背景となります。
[ツール]メニュー > [プラグイン] > [使用可能なプラグイン]タブで、Darcula LAF for NetBeans にチェックを付け、[インストール]ボタンを押します。
インストールが完了すると、再起動を促されるので、再起動するとテーマがダークテーマとなっています。

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