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Emacs on Windows

概要

Emacsは、拡張性が高い高機能エディタであり、UNIX系OS上では2大エディタの一つとして知られています。
Emacsは、GNUプロジェクトで開発・提供されているフリーソフトウェアで、UNIX系OSの他Windows OS向けも提供されています。

導入

GNUプロジェクトで公開されるWindows向けEmacs(ビルド済みのバイナリあり)は、日本語入力(IMEによる文字入力)に 別ウィンドウが開いてそこでIMEへの文字入力と変換作業を行い 変換前の文字が表示されず(予測変換の候補リストがポップアップされるのみ)、確定したら文字がEmacs上に入るという使い勝手の悪さがあります。この使い勝手を解消するパッチが、有志で作成公開されています。

GNU Emacs の Windows版

GNUのFTPサーバーから入手します。次のURLをアクセスすると最寄りのGNU FTPサーバーのWindows向けEmacsのバイナリがリストされます。
http://ftpmirror.gnu.org/emacs/windows

32bit版、64bit版が提供されています。ファイル名にi686が含まれているものが32bit版で、x86-64が含まれているものが64bit版です。ここから最新版のアーカイブを取得します。2018年4月7日現在、emacs-25.3_1-x86_64.zipが最新です。

このzipを任意の場所に展開します(例、C:\tools\emacs-25.3_1)。
bin\runemacs.exe を実行すると、Emacsが起動します。

日本語IME入力に難がありますが、日本語入力にSKKを使用しているなら影響はほとんどありません。

IMEパッチ版

IMEで日本語入力時に、インライン入力ができるようにパッチを当てたバージョンがあります。

http://cha.la.coocan.jp/doc/NTEmacs.html

設定ファイル

設定ファイルは、デフォルトでは%APPDATA%\.emacs.d フォルダの下に置きますが、環境変数HOMEが設定されていれば、%HOME%\.emacs.d フォルダの下に置きます。
Emacsは、init.el の名前で置いたファイルを起動時に読み込みます。

追加パッケージの導入方法あれこれ

Emacsは拡張性が高いエディタで、膨大な拡張パッケージが存在しています。これら拡張パッケージをインストールするには、古来から使われている、必要な拡張パッケージ
(Emacs Lispファイル)を手動でダウンロードし、所定のディレクトリに配置し、設定ファイル(.emacs)に記述するという手間のかかる方法があります。最近では、パッケージ管理機能を用意して、ダウンロードと設定を自動化する方法がいくつか登場しています。

straight.el によるパッケージ管理

最近(2017年)登場した新しいパッケージ管理機能です。MELPA、GNU ELPA、EmacsMirrorなどのパッケージホストを利用でき、Gitベースで管理します。
https://github.com/raxod502/straight.el

straight.elのインストール

gitコマンドへのパスが通っている環境で、初期ファイルに次を記述します。

(defvar bootstrap-version)
(let ((bootstrap-file
       (expand-file-name "straight/repos/straight.el/bootstrap.el" user-emacs-directory))
      (bootstrap-version 5))
  (unless (file-exists-p bootstrap-file)
    (with-current-buffer
    (url-retrieve-synchronously
     "https://raw.githubusercontent.com/raxod502/straight.el/develop/install.el" 
     'silent 'inhibit-cookies)
      (goto-char (point-max))
      (eval-print-last-sexp)))
  (load bootstrap-file nil 'nomessage))

emacsを起動し直すと、straight.elの初期設定が走ります。

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